2016年5月26日木曜日

【レポート】地域デザインカフェ vol.37『加速する乗馬療育 センソリートレイルってなぁに?』

今年度から町内・首都圏でのシンポジウムや都市圏から参加者を募っての研修会の開催など、
まさに取り組みが加速している乗馬療育。
今回は中心となって活動を行っているうらかわ乗馬療育ネットワークの江刺尚美さんと小島愛子さんに今年度の取り組みについてお話いただきました。
また利用者や関係者以外の町民の方に乗馬療育に携わっていただきたいということで「センソリートレイル」という設備のアイデア出しワークショップも行いました!

「センソリートレイル」とは人間の感覚を刺激する様々な仕掛けがなされた乗馬コースのことだそうです。例えば色とりどりの柵で“視覚“を楽しませたり、コース脇にハーブを植えて”嗅覚”を刺激したり・・・。
国内ではまだほとんど事例がない設備ですが、来年度以降、浦河でも取り組みたいと考えてらっしゃるそうです。
「せっかくなら浦河らしいコースを!」という投げかけで始まったワークショップ。様々なアイデアが飛び出しました。
「やっぱり昆布は外せないよね・・」「いちごやハマナスの香りなんてどうだろう?」「浦河らしい音・・・波とか霧笛かな?」
堅実なものから奇想天外なものまで、たくさんのアイデアがわいわいと出されました。
またこの日は特別ゲストとして札幌からチョークアーティストの笹森花絵さんにお越しいただいていました。出てきたアイデアをチョークアートで表現してくれました。
乗馬療育に興味があり浦河に訪れてくれた笹森さん。「浦河って面白い!また来たい!」という感想を残してくれたとか。


センソリートレイルの取り組みは次年度以降もアイデアを集めながら町民みんなが参加できる形で進めていきたいとおっしゃってました。私たちがお手伝いできることも出てきそうでワクワクしますね!