2013年9月26日木曜日

【イベント開催】第10回地域デザインカフェを開催します! ~食を通じて、ひとを幸せに、まちを元気に~

10回目を迎える地域デザインカフェは、隣町の新ひだか町でお料理あま屋」を営まれている天野洋海さんをカフェマスターとしてお招きし、「食を通じて、ひとを幸せに、まちを元気に」をテーマにお話をうかがいます。

佇まいも素敵な『あま屋』さん
天野さんは本業としての店舗経営だけでなく、日高の食材を楽しめる「フードフェスティバル」を主宰するほか、町内の飲食店9店舗からなる「新ひだかfood倶楽部」の一員としても活躍され、去る9月8日に初開催された「新ひだかうまいもの選手権」では仕掛け人として尽力されました。
小さな町で飲食店を営むにあたり「みんなで食のレベルを向上させていこう」という熱意に満ちた天野さんの原動力はどんなものなのでしょうか
また、新しいものを積極的に吸収し、惜しげもなく提供することのできる天野さんは、その視線の先にどんなゴールを思い描いているのでしょうか。
ぜひ天野さんの人柄と情熱にふれてみませんか。
お料理あま屋 WEBサイト  http://shizunai-amaya.com/   
      Facebookページ https://www.facebook.com/shizunai.amaya
◇日時 10月3日(木)19時~21時
◇場所 浦河町総合文化会館 2階 団体活動室
◇参加費 500円
※「食つな」は補助事業期間を終え、任意団体として活動を継続しています。会場費などの経費に充てるために、ワンコインの参加費をいただいておりますので、ご理解・ご協力のほど、お願いいたします。 ※託児をご希望の方は、9月28日(土)までに、事務局までご連絡ください。
Tel:0146-22-5123(㈱マルセイ内)、E-mail:urakawa.tsunagu@gmail.com

2013年9月25日水曜日

【レポート】第9回地域デザインカフェレポート ~馬と人を結ぶ架け橋をつくる~

第9回地域デザインカフェは「馬と人を結ぶ架け橋をつくる」と題して、
わらしべ乗馬療育研修センターの江刺尚美さん、小島愛子さんのお二人にお話しをしていただきました。


 『乗馬療育』 とは心身に障害のある方やお年寄りの方に、馬に乗ることを通して身体や心の回復を図る療法だそうです。
わらしべさんは 日本では唯一、福祉の専門家が専従スタッフとして乗馬療育について理論的な研究をされています。

 前半は社会福祉士の江刺さんが、写真と現場で使っている器具の実物を用いながら、乗馬療育がどのように行われているかを説明して下さいました。
海外では、障害があると分ったら 「すぐに馬に乗せよう!」 となるぐらいに乗馬療育が一般的だそうです。
  しかし、乗馬療育が一般的ではない日本では、海外では普通にあるような乗馬療育のための道具も販売されていません。わらしべさんでは、プログラムに必要なクッションや教材道具などを、いただいた端切れなどを活用し、工夫を凝らして手作りしているそうです。


 後半は理学療法士の小島さんによる乗馬療育の効果に関する説明でした。
 例えば乗馬療育のひとつの効果として、体幹が鍛えられ、体のバランスが正しくなるといったことがあるそうです。身体の左右どちらに重心が傾いているか計測できる専用の器具を使って、乗馬前と後の効果を測っています。

 他にも抑うつ気味の方のストレスの軽減度合や、関節への影響などの実験をされており、東京大学をはじめとした研究機関との共同研究も行っているそうです。
乗馬する前と後では、ストレスを感じる数値に変化が表れるそうですよ。
 
 論理的なデータでの説明に納得したのはもちろん、ここでの 『乗馬療育』に真摯に取り組まれているお二人の姿勢に、心が動かされた参加者も多かったようです。驚きの声と笑い声が絶えないカフェでした。
 
 一人の利用者さんに対して多い時には四名がかかりきりになる必要がある、非常にコストのかかってしまうこともある 『乗馬療育』 ですが、必要としている人はたくさんいます。“馬”という、浦河の資源を活用した、大切な取り組みが、これからも継続・発展していくように応援していきたいな、と思いました。

わらしべ乗馬療育研修センターさんの日頃の活動はFacebookページでもご覧いただけます。
ぜひご覧ください

2015年6月追記:現在乗馬療育は同センターの事業縮小に伴い、別組織に人材と事業が移行しています。現在の活動はピスカリ浦河乗馬療育コミュニティにてご覧いただけます。

2013年9月2日月曜日

【イベント開催】第9回地域デザインカフェを開催します!  テーマは『馬と人を結ぶ架け橋をつくる~』

第9回を迎える地域デザインカフェ。


 テーマは「馬と人を結ぶ架け橋をつくる」です。
カフェマスターはわらしべ乗馬療育研修センタースタッフの小島さん、江刺さんです。
わらしべ乗馬センターさんでは障害のある方に対して馬に触れ合う機会を提供しています。
ただ楽しみの場として提供するだけではなく、
その人の身体や心理に様々なプラス効果をもたらす「乗馬療育」の効果を研究されています。
競技でもレジャーでもない「乗馬療育」という馬と人とのかかわり方についてご紹介いただきます。

◇日時  9月5日(木)19時~21時
◇会場  浦河町総合文化会館 団体活動室
◇参加費 500円


地域デザインカフェとは、『地域の色々についてゆる~く話をする』をテーマに毎月第1木曜日に開催しているイベントです。

町内の様々な方が「カフェマスター」として登場!地域を元気にする話題や浦河をもっとよく知るための話題を提供しています。
たとえば、他の町のまちづくりの話や、小さな商いの話、昔の浦河の様子など!

講演会とは違った誰もが参加しやすい場を目指しています。
参加者同士、参加者と話者が雑談したり、話をするのが苦手な人は静かに頷いたり・・誰もが気軽に参加できる会です。
ぜひご参加ください!